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奥山 公道 院長

KODO OKUYAMA

日本で最初の近視手術専門院として、安心・安全な視力矯正治療。

内科全般を診る医院として祖父が開業した『奥ノ山医院』を継ぎ、日本人医師として初めて近視手術を受け、日本に広めるべく、ロシア国家眼科専門医資格を取得。

奥山 公道 院長

奥山 公道 院長

奥ノ山医院

世田谷区/下馬/三軒茶屋駅

  • ●眼科
  • ●内科

日本人医師として初めて近視手術を受け、その素晴らしさを実感。

奥山 公道 院長

1983年、私は日本人医師として初めて近視手術を受けました。当時の私は眼科医ではなく、大学病院に勤務する内科医でしたが、自らの手術をきっかけに近視手術の素晴らしさを実感し、より多くの人と分かち合いたいと望むようになりました。その後私は、執刀してくださったモスクワ顕微手術眼科研究所のフィヨドロフ博士に師事し、ロシア国家眼科専門医の資格を取得し、現在に至ります。
『奥ノ山医院』は下馬2丁目に内科全般を診る医院として祖父が開業したもので、以来、60年が経ちました(東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩7分、東急世田谷線・三軒茶屋駅より徒歩9分)。私をはじめ、鈴木、山中両医師による体制を組み、地域の皆様の内科・眼科全般を診させていただいています。

『 奥ノ山医院』でおこなわれているフラップレス・レーシック手術とは。

奥山 公道 院長

屈折矯正手術とは、角膜の表面をコンタクトレンズ状に形成させ、近視、乱視、遠視状態を除去、あるいは軽減させる手術です。近視手術の歩みはRK法に始まり、PRK、ラセック、レーシック、イントラ・レーシックと進化を遂げてきました。その集大成と言えるのが、フラップレス・レーシック手術であり、こちらは目に触れずに光を見つめる30秒程度の手術となります。
通常のレーシックは、術後の視力回復に要する時間が少ないというメリットがある一方、ピントが外れやすいという欠点があります。望遠鏡がそうですよね、のぞいていて、ふとした瞬間にピントがずれてしまう。レーシックにも同様のことが指摘でき、頻繁に調節を強いられるため、疲れやすく、まばたきが減り、ドライアイが多くなるという現象が見られます。
また、今はスマホ時代ですから、遠くを見る機会よりも近くを見る機会が多くなっています。そのため、遠くも中間も近くも見やすいレンズを形成するフラップレス・レーシックが有用なのです。
近視手術全体に言えることですが、直下型地震が現実味を帯びている現在、裸眼で日々を過ごすことを可能にするという点において、災害対策としても注目されてきています。

その方がどう見えるか、重要なのは術後のフォロー。

奥山 公道 院長

術後のフォローは非常に重要です。手術によって改善はしたけども、その見え具合に満足がいかないというケースもあることでしょう。フラップレス・レーシックの場合、さらに視力を改善したい場合には再手術が可能なこともあり、それも含めて、きちんとフォローしていく必要があります。
これは我々近視手術に携わってきたものの反省点でもあるのですが、角膜の仕上げがどうあるべきかということに重点を置き過ぎしてしまい、生体の一部である目の機能のあり方をおろそかにしてきたように思います。目も生体の一部であるからには、環境に適応しようとしますし、年齢による衰えも考慮すべきなのです。最終的には、その方がどう見えるか。その点にこそ最大の注意を払い、治療に向き合っていきたいと考えています。

就寝時に装着するオルソケラトレンズの矯正。

近視を予防する手術としては、スクレロプラスティー(強膜保護手術)という方法があります。ただし、小さなお子さんの目を手術するのは、親御さんとしても判断が付きにくいでしょう。オルソケラトレンズは、手術に替わる近視の進行を止める手段として注目が集まってきています。
オルソケラトレンズは就寝時に装着するレンズで、寝ながらにして矯正をおこなえるものです。手術とは異なり、気に入らないのであればレンズを外せばいいだけですので、可逆性という点でも試しやすいというメリットがあります。また、昼間はレンズなしで生活ができますので、スポーツをする子ども達にとってもおすすめです。

これから受診される患者さんへ。

近視の方には、緑内障が多いという傾向があります。その流れもあって、当院では以前より緑内障の治療をおこなってきました。また、こちらで30年も診療を続けてまいりますと、白内障の症状を訴える患者さんを徐々に目にするようにもなってきます。私は地域医療にたずさわるものとして、あらゆる眼の疾患を診ていきたいと考えています。
目は心の窓と言います。実際に、血管の状態を外から唯一観察できるのが、目という器官でもあります。この点を見ても、眼科と内科は非常に緊密な関係にあります。『奥ノ山医院』では世田谷区特定検診を承っており、内科と眼科を全般的に診ていくことを使命とし、地域の方々の健康のお役に少しでも立てていければと思っています。

※上記記事は2016.2に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

奥山 公道 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:スキー、トレッキング、オペラ鑑賞
  • 好きな作家:池波正太郎
  • 好きな映画:『サウルの息子』、『杉原千畝 スギハラチウネ』
  • 座右の銘:自分の家族にしてほしい医療を提供する
  • 好きな音楽:オペラ
  • 好きな場所・観光地:高尾山/サンクトペテルブルク

グラフで見る『奥山 公道 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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