髙橋 章太郎 院長への独自インタビュー

清潔で安心であることを第一に考え

小学生になると、「お父さんの仕事を知ろう」という授業がありますよね。私はその機会に初めて父の歯科医院に行き、父の仕事を見ることになりました。私には、父と一緒に遊んだ記憶がないのです。その代わりに父は、文字通りすべてを懸けて患者さんの治療にあたっていました。その姿を間近で見て、疑問が解けるとともに、自然と父の仕事に興味を持つようになっていったのです。
大学卒業後は、昭和大学の顎口腔疾患制御外科に身を置きました。地理的なものもあるのだと思いますが、昭和大学にはそれこそ野戦病院のように多くの患者さんが訪れていました。育った大学とはまったく違う場所に飛び込んだことで、多くの症例を目にし、研鑽を深めることが出来たと思っています。
『ハートデンタルクリニック桜新町駅前』は2017年の4月に開院いたしました。当初は近隣にお住まいの方が中心と想定していたのですけども、いざ開院してみますと、沿線のあらゆるところから患者さんがいらっしゃっています。患者さんからうかがいますと、その理由の1つに、当院が採用している滅菌のシステムあるようです。こちらでは、近頃話題になっているタービンを滅菌するのはもちろんのこと、歯を削る切削器具も1回、1回、滅菌をおこなっています。滅菌処理をおこなうと器具の損耗は激しくなるのですが、安全が第一の医療現場では当然ことと思っています。すべては患者さんのために。その心を、これからも守り続けていきたいですね。

10年先、20年先を見据えた治療

『ハートデンタルクリニック桜新町駅前』では、10年先、20年先のお口の健康と全身の健康を守る治療を心掛けています。日本には、保険診療という優れたシステムが存在します。保険診療は誰もが平等に、そして安価に治療を受けられるメリットがあるものの、一方で限られた材料しか使えないことから、長く保たないというデメリットがあります。また、その限られた材料の中には、身体に悪い影響を与えるものがあります。たとえば、銀歯がそうです。銀歯にはパラジウムという物質が使われていますが、このパラジウムが人体に流れ出し、さまざまな悪影響を与えていることが近年わかってきています。
歯の治療が全身に悪影響を与えることは避けたいと思いますし、同時に、出来る限り再治療にならないようにしていきたいというのが、当院のコンセプトです。そのためには、治療における制限を取払い、患者さんがより良い治療を選択していただけるようにしていきたいと考えています。

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