東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長

TSUNEJI OKADA & NOBUO MASAKA

「一生一歯、一歯一生」。
一本の歯にこだわり、生涯に渡るお付き合いを。

1970年代に横浜市に最初の診療所を開設。1年半後、利便性の向上を考え、東急東横線/東急大井町線「自由が丘駅」よりすぐの場所に『眞坂歯科医院』を移設。現在にいたる。

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長

眞坂歯科医院

世田谷区/奥沢/自由が丘駅

  • ●歯科

歯科医師は、私にとって天職のようなもの

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長

【眞坂 信夫 会長】
兄弟は医科に進んだのですけども、母から、「お前は歯医者のほうが良いだろう」という薦めもあり、歯科を選びました。とにかく、模型づくりが好きで、それも出来上がったパーツを組み立てるのではなく、角材から削りだして船を造るというようなものです。手を使うこと、何かを作ることが好きで、母もそうした特性を見てくれていたのかもしれませんね。
歯科医師になって半世紀。不謹慎な言い方かもしれませんが、今だに面白くて仕方がありません。自分の好きなことをやって患者さんに喜ばれる。こんなに良い仕事はないと思いますね。

【岡田 常司 院長】
祖父と祖母から始まり、私は歯科医師として三代目になります。父も兄もそうで、歯医者一家のような環境で育ち、ごく自然にこの道を選んだというところでしょうか。
歯科診療は患者さんとの距離感が近く、患者さんの反応を間近で感じられる職業です。こちらがしっかりやればやるほど、患者さんの信頼が増していく。そのやり取りを連綿と続けられることは、私たちにとってもうれしいことです。

「一歯一生・一生一歯」。その理念に則り、すべてを進めていく

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長

【眞坂 信夫 会長】
「一歯一生・一生一歯」。開院以来の理念の元、1本の歯を残すことにこだわって診療を続けています。それを可能にする技術の1つが、接着治療です。従来、歯科で使用されていた“セメント”はそれ自体に接着力がなく、長い時間を経過すると唾液で溶けてしまうようなものでした。したがって、かぶせ物にしても、それは接着するのではなく、はめ込んでいただけなのです。
当院が接着治療で使用している「スーバーボンド」は強力な接着力を有していますので、かぶせ物も長く保たせることができるようになり、一体化が可能になったことで、これまでは難しいとされた割れた歯(歯根破折)を残すこともできるようになりました。
「これは抜くしかない」と言われ、3軒、4軒の歯科医院をめぐってきた患者さんが多く来院されています。今後もさらなる技術の向上に努め、歯を残したいと願う多くの方の切実な希望に応えていきたいと思っています。

歯科医師の仕事とは何であるか。

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長

【眞坂 信夫 会長】
歯を抜いて入れ歯を入れるのは、これは医師の仕事ではありません。それは言うならば、入れ歯士の仕事。医師という名に矜持を持ち、1本の歯でさえおろそかにしてはならないのです。
とはいえ、医院にはすでに数本の歯を失った状態で来られる方がいることも事実。その場合には、インプラントという選択肢が非常に有効になります。

【岡田 常司 院長】
入れ歯が絶対にダメということではありません。入れ歯が有効なこともあるでしょう。しかし、QOLを考えた場合、入れ歯が不自由なことは間違いなく、噛むということがしっかりおこなえないために、認知症を呼び起す要因ともなります。それを考えた場合、インプラントが有効な選択肢であることは確かです。
繰り返しになりますが、当院ではずっと、歯を残すということにこだわって診療を続けてきました。その前提を踏まえつつ、患者さんのQOLの維持・向上の面でもお役に立っていきたいと考えています。

詳細なデータを活用し、メンテナンスにも力を尽くしていく

【岡田 常司 院長】
患者さんのお話に耳を傾け、ご希望を余すところなくうかがっていくことを心掛けています。その前提として、今の状況をしっかりと説明し、ご理解いただくことが大切です。
ずっと以前より、当院ではレントゲンはもちろん、お口の中の写真を撮影しています。長く通われている方であれば、20年、30年とデータをさかのぼっていくことが可能で、過去に比べ、現在の状態がどうなっているかを評価し、メンテナンスのお役に立てていただいています。言葉で説明するだけではなく、こうして写真や画像とともにお話をすることで、患者さんも理解しやすく納得して治療に入られているのではないでしょうか。

【眞坂 信夫 会長】
歯の病気には、自然治癒ということがありません。そのためには治療が必要で、残念ながらすでに失われた部分については、人工物で補う必要があります。この人工物には耐久性の限界があり、定期的なメンテナンスによって持続性を保たせていくことが肝要です。これにより、通常なら5年、10年しか保たないものが、20年、30年と時を重ねていくことが可能になるのです。
30年以上通い続けてる方が320人。40年以上の方も40名を超える数の方がいらしてくれています。1度来院された患者さんに対しては、その生涯に渡って私たちが見守っていく責任がともないます。「一生一歯、一歯一生」。その理念は、ここにも貫かれているのです。

これから受診される患者さんへ

【眞坂 信夫 会長】
今ある歯を失わないことを第一に心掛けてください。「食べる」という行為は、生命を維持するための基本中の基本。そのためには、“自分の歯”で健康的な食べ方を続けていくことが大切です。治療も大事ですが、それよりなによりメンテナンス。定期的なチェックとクリーニングを続け、自分の歯を生涯保たせることをお考えください。

【岡田 常司 院長】
現在拡張工事をしている最中で、メンテナンスフロアを新たに設けました。メンテナンスフロアでは、しっかりとした教育を受け、自らの仕事にプライドを持つ担当衛生士がみなさまのお口を守るサポートをさせていただきます。
世の中全体に健康志向が行き渡ってきています。その意識をお口の中にまで持っていただけますと、私たちとしても大変うれしく思います。

※上記記事は2016.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長 MEMO

  • 出身地:[院長]岡山県 [会長]山形県
  • 趣味:[院長]家族旅行 [会長]山登り
  • よく手にとる本:[院長]歯科関連書籍 [会長]歯科関連書籍
  • 座右の銘:[院長・会長]「一歯一生・一生一歯」
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:[院長]杉山清隆 [会長]シャンソンとクラシック
  • 好きな場所:[院長]古い街並 [会長]ヒマラヤ

グラフで見る『眞坂 信夫 会長 & 岡田 常司 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION