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尾張 仁志 院長

HITOSHI OWARI

安心してみなさんに通っていただける、心から満足できる歯科医療の提供を目指して

日本大学松戸歯科部卒業。静岡の歯科医院で勤務後、1997年に『等々力歯科室』を開院。2017年に全面リニューアル(東急大井町線「等々力駅」から徒歩1分)。

尾張 仁志 院長

尾張 仁志 院長

等々力歯科室

世田谷区/等々力/等々力駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

歯医者嫌いの私が、歯科医師になった理由

尾張 仁志 院長

子供の頃は歯科医院だけではなく、病院と名のつくところのすべてが苦手でした。そもそも病院って、体も心も弱っているときに行くものですよね。そこで、「言うこと聞かなかったら注射するよ」ですよとか、「痛くても我慢しなさい」などといわれてしまうと、足が遠のいてしまうのも無理もないと思うのです。
その私が医療の世界に足を踏み入れるようになったのは、自身の体験を反面教師として、誰かの役に少しでも立つことができればという思いでした。中で歯科を選んだのは、高校生の時に出会ったある歯医者さんの存在が大きかったですね。そこは、玄関をくぐるとクラシック音楽が流れ、コーヒーが出てくるといった具合に、入口からしてそれまでの歯医者さんとは違いました。先生も非常に親切で、とてもわかりやすくお口の状況について説明をしてくれました。思えば、あの時、先生に出会わなければ、いまの私はなかったかもしれませんね。

1997年に開院した『等々力歯科室』は、昨年(2017年)、3Fから2Fに移転し新規オープンしました。患者さんが最初に足を踏みれるところとして、待合室は広めにスペースをとってあります。少しでもくつろいだ気分になっていただければ幸いです。

安心して皆さんに通っていただけるように

尾張 仁志 院長

患者さんの心からの笑顔と結果をサポートするために、プロとして安心・安心を提供していきます。そのための案内役として、当院ではクリニカルコーディネーターをおいています。
コーディネーターは治療の内容についての相談も受け付けていますが、主たる仕事は、むしろ治療以外の患者さんの背景について伺うことだと認識しています。例えば、お子さんのご飯の支度があったり、お迎えがあったりなどで病院に来るのが大変ということもあるでしょう。あるいは、何らかの事情があって予約をキャンセルされた場合に、患者さんが遠慮されて次の予約を取りにくい、ということもあろうかと思われます。その際、ご事情を汲んで事細かなサポートをおこない、患者さんが余分な心配をせずとも安心して通っていただけるようにするのがクリニカルコーディネーターの役割です。
そういった面は、歯科医師や歯科衛生士だけで十分にカバーできるとは言い切れません。呼び方は適切ではないかもしれませんが、患者さんにとっての何でも屋さんとして、最も近い立場で相談できる人がいることが大切だと思うのです。

患者さんの心からの満足を追求

尾張 仁志 院長

特定の治療に特化するのではなく、トータルで患者さんにご満足いただける治療を提供していきたいと考えています。そのためにも、先ほどご紹介したクリニカルコーディネーターの役割が重要になってきます。とかく、歯科医師は自分が得意とする技術を披露することで満足しがちなものです。しかし、それが患者さんの満足度と釣り合っているかどうかは、はなはだ疑問のあるところでしょう。患者さんが何を望まれているか。そのためのコミュニケーションを欠かさないのが、治療云々の前に何よりも大切なことと心得ています。
当然のことながら、症例によっては設備等の問題により、当院では難しいケースもあります。その際、当院で抱えてしまうのではなく、しかるべき施設へとご紹介するなど、その患者さんにとって何がベターかを考えていかなければなりません。それは、治療を始める前はもちろん、治療中にも常に心しておくべきことでしょう。当院では毎回、毎回、カウンセリングをおこない、患者さんときちんとお話をするということを大切にしています。

経験や勘に頼る治療から、マイクロスコープにより、目で見ておこなう治療へ

マイクロスコープがあるからといって特別な治療ができるというわけではなく、日常のあらゆる治療の精度が上がるということがメリットと考えています。
マイクロスコープとなりますと、よく、根の治療が例に出されます。これまで歯科医師の経験と勘、感触に頼っていたものが、目に見えるようになることで治療の精度が上がるというものですね。それも確かですが、これは虫歯の治療などでも共通することです。治療を終えても、症状が治まらない。そんな時、マイクロがあれば、取り残しの有無、ヒビが入っているかどうかということが確認できますので、自信を持って原因を指摘し、症状を治めることが可能になるのです。
今後は、歯科医師のみならず、歯科衛生士の作業にもマイクロスコープを用いてきたいと考えています。例えば歯周ポケットのお掃除などの場合、これを使うことで格段に成果が上がるんですね。まだ全てのスタッフが使えるという段階には至っていませんが、近い将来、そうなるようにしていきたいですし、こちらでおこなうあらゆる治療行為の精度を上げていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

何かお悩み事がありましたら、まずはプロにご相談されることをお勧めします。例えば、「親知らず=抜くもの」と認識されている方が多いのですが、状況によっては抜く必要のないことも多々あるんですね。今は情報があふれている時代ですから、逆に患者さんとしてもお困りだと思うのですが、おひとりおひとりお口の中の状況が異なることを踏まえ、その方にとって最適な治療をご提案できるかと思います。
これだけ多くの歯医者さんがいて、選べる時代になっていますから、どうぞご自身が納得できる医院をお選びください。そして、納得できる歯医者さんが見つかったならば、長期にわたってお付き合いいただきたいですね。経過を追っていくことで初めて、その人に合ったケアの方法などが適切に判断できるようにになるからです。信頼できる歯医者さんを見つけ、かかりつけとしてご利用いただけたらと思います。

※上記記事は2018年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

尾張 仁志 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:三線演奏
  • 好きな本:自己啓発本
  • 好きな映画:ハッピーエンドなもの
  • 座右の銘:「敵は己の妥協にあり」
  • 好きな音楽:沖縄音楽からクラシックまで幅広く
  • 好きな場所:沖縄

グラフで見る『尾張 仁志 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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