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院長先生

― 医師(世田谷区)―

山口 潔 院長/ふくろうクリニック等々力(等々力駅・内科)の院長紹介ページ

山口 潔 院長

KIYOSHI YAMAGUCHI

在宅医療のスペシャリストとして、人として、明るい暮らしをささえていく。

大学を卒業後、東大学医学部附属病院・老年病科を皮切りに認知症、神経内科の分野などで研鑽を積む。2013年、東急大井町線「等々力」駅より徒歩1分の地に『ふくろうクリニック等々力』を開院。

山口 潔 院長

山口 潔 院長

ふくろうクリニック等々力

世田谷区/等々力/等々力駅

  • ●内科
  • ●老年内科
  • ●神経内科
  • ●腫瘍内科
  • ●精神科
  • ●リハビリテーション科
  • ●眼科
  • ●皮膚科
  • ●訪問診療

地域とともにあることが、私の理想のお医者さん像

山口 潔 院長

学生実習で、大腿部頸部骨折のご高齢の女性を担当することになりました。当初は認知症の傾向も見られませんでしたし、それまでは元気で歩いておられたと思うんですよね。ところが、私の担当を離れてしばらくたち、気がつくとほぼ寝たきりのような状態となられていました。私はそれを見て、愕然としたのです。これは、自分にも充分起こることだと。老年医学というものに興味を持ち始めたのは、その方を介してのことでした。
老年医学とは、ご高齢の方を対象とした総合内科のようなもの、とお考えていただければよいでしょう。ご高齢の方の病気は、何も認知症だけではありません。肺炎や骨粗しょう症、動脈硬化、あるいは頻尿や便秘などなど、全身を総合的に診ていくことが求められます。それをさらに進めて考えると、私が本当にやりたいお医者さん像は、大学ではなく、地域にあると思い、開業へと至ったわけです。

目指すは、在宅医療の総合病院

山口 潔 院長

神経内科の教科書には、認知症は最初物忘れから始まり、時間の感覚が曖昧になり、やがて言葉が出なくなり、歩けなくなって食事がとれなくなり、最期の時を迎えるとあります。しかし、ご高齢の方の場合、認知症の症状と並行してさまざまな病気が起こりえます。肺炎がそう、骨粗しょう症もしかり。あるいは、目が見えづらくなったと訴える方もあるでしょう。その時、眼科は専門ではないからと紹介状を置いたところで意味はありません。外来に足を運べる方であれば、それがベターでしょうけども、そもそも通院が困難な方にそれは望めないわけです。
クリニックでは、眼科に皮膚科、精神科に外科、さらに歯科医師が嚥下評価に赴く体制を整えています。手続きの煩雑さから解放される部分も含め、訪問診療における総合病院のような形が理想であると思いますし、そこに近づけるように努力をしていきたいと思っています。

専門性を生かし、地域のあらゆるニーズに応えていく

山口 潔 院長

私自身が専門医である認知症外来に加え、パーキンソン病やALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経内科の病気などを対象とする神経難病外来、がんにともなう諸症状を診察する緩和ケア外来の3つの専門外来を開設しています。
このうちの緩和ケア外来については、東京大学医科学研究所附属病院と連携をとり、がん治療の専門家の先生を多数招き、診察を担当していただいています。がんは、病気の進行の具合により、入院が必要になることがあります。医科学研究所では緩和期の患者さんを受け入れる体制が整っており、またそれとは別に、24時間看護師が常駐するメディカルホームという老人ホームとの提携体制も整えています。
外来でもよし、在宅でもよし、老人ホームでもよし、入院でもよし。ご本人やご家族の希望や病気の状態に合わせ、自然な形での緩和ケアを実践していきたいと考えています。

高齢者のかかりつけ医として、何を為すべきか

認知症を診ていく上では、「在宅入院」、「アウトリーチ」、「非薬物療法」の3つがキーとなります。私たちが、入院関連機能障害と呼んでいる事象があります。認知症の方にとって、それまでの生活から切り離される入院という措置は、それ自体がストレスとなり、様々な弊害を起こしうる可能性があります。その点に着目し、入院の延長としての治療を在宅でおこなうのが、「在宅入院」です。
そして、「アウトリーチ」。認知症が疑われる場合、まず物忘れ外来に足を運んでいただき、そのまま訪問診療へと移行していくのが理想ではあるでしょう。しかし、そもそも認知症の方は病院に足を運びたがらないもの。それによって診断が遅れ、困った事態におちいるケースが多く見られます。このケースでは、区や地域包括支援センターから依頼を受け、私たちが患者さんの元を訪れることで事態が好転することがあります。初めにとっかかかりを作り、関係性を築いた上で、徐々に治療へと進んでいくという形。これが精神科領域ではずっとおこなわれている、「アウトリーチ」という考え方です。
最後に残るのが、「非薬物療法」。認知症の専門医であれば、本当に大事なことは日常の生活を維持することであり、そのためのケアやリハビリであることは共通の理解です。しかし、外来の診察の限られた時間で、それを実行しうる算段を整えるのは難しいものがあります。最良の治療ができなかった結果、お薬に頼ってしまうようになると考えることができるでしょう。
その地域にどのようなサービスがあり、どんな人がサポートをしてくれるのか。地域に密着しているクリニックであれば、お薬に頼る以前にそれを選択肢とすることが可能になります。
高齢者のかかりつけ医として、その人の残された人生を幸せなものとするため、みなさんと一緒に考え、歩んでいきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

その方の問題点を抽出し、それを改善しようと努力するのが医療というものかもしれません。しかし、医師である私たちの思いと、患者さんが本当に願うことは必ずしも一致しないのではないでしょうか。訪問診療では、月に2回患者さんの元を訪れることが一般的ですが、実は当初、そのことに疑問を感じていたことがあります。つまり、病状に変化がないのに、顔を見せることに意味があるのだろうかと。しかし今ではそれは、医師の側の勝手な思いこみに過ぎないと考えるようになりました。多くの場合、患者さんは私たちがくるのを待ってくれています。患者さんにとって、私たちはお客さんなのです。ならば、お客として私たちは振る舞う。おもてなしをする時間は、患者さんにとってなによりのリハビリとなります。
「医師として専門的な医療を行なう」ことは最も必要なことだと考えています。それとともに、人として患者さんと付き合っていくことを自らの喜びとし、ご家族を含めたみなさんが少しでも楽しく日々を暮らしていけるよう、心を配っていきたいと考えています。

※上記記事は2016年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

山口 潔 院長 MEMO

総合内科専門医 /老年病専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:読書
  • 好きな本・作家:心理学関係の本
  • 好きな言葉・座右の銘:人々の中へ(ジェームズ・イェン)
  • 好きな場所・観光地:沖縄

グラフで見る『山口 潔 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすいタイプ

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすいタイプ
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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