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矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長

YUMI YABE & HIROO

耳鼻科医と眼科医、共に地域の医療に貢献してきたい。

耳鼻科医として研鑽を積んできた院長、長く東邦大学大橋病院に勤務してきた副院長と共に、「学芸大学駅」より徒歩10分ほどの地に『水車橋クリニック』を開院。

矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長

矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長

水車橋クリニック

世田谷区/野沢/学芸大学駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●眼科

医師である父の背中を見ながら進んだこの道。

矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長

【矢部 由美 院長】
父が外科医で、私自身、理科系の科目が好きだったこともあり、自然とこの道を志すようになりました。しかし、父にそれを話したところ、猛反対を受けました。「女だてらに」と。父の世代はそうだったのでしょうね。“職業婦人”という言葉が残っていた頃で、まして、女性が医者に、なんてことは頭になかったのだと思います。ただですね、私が女子医大を目指すと話したところ、あっさりと納得してくれました。父の中での線引きがどうなっているのか、今では確かめようもないのですが、不思議でしたね(笑)。

在学中に結婚を約束していた主人(矢部 比呂夫 副院長)の父は、耳鼻科医でした。私は自分の父の影響もあり、外科を志していたのですが、耳鼻科医ならば外科的な要素も多分にあると考え、医局へと進んだのです。
『水車橋クリニック』は平成4年(1990)に開院いたしました。祖父の家は柿の木坂にあり、私も大学までこの辺りに居を構えていました。せっかくならば、馴染みのある地で開業をしたいと思ったのです(東急東横線・学芸大学駅から徒歩10分)。

【矢部 比呂夫 副院長】
父は北海道で耳鼻科の開業医をしていまして、その姿を見て、いつの間にか医者になろうと考えるようになっていました。目や耳は、感覚器と言われますが、感覚器を扱う医療では、その結果や効果が明らかになります。私が眼科を選んだのは、その点にやりがいを感じたことと、いずれ開業医となるにしても、手術を始めとして、生涯、変わらないスタンスで仕事ができることに魅力を感じたのです。

私はこれまで、東邦大学大橋病院に長年勤めてきました。以前から週に2回はクリニックで診療を担当していましたが、定年を迎え、より本腰を入れて地域医療に向き合えると思っているところです。距離的にも近い大橋病院との関係は今も続いていまして、月に4回は手術と外来診療をしています。全身麻酔を要する手術が必要な際には、大橋病院で手術できますので便利です。

ご高齢の方が多く訴えるめまい、まずは耳鼻科に。

矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長

【矢部 由美 院長】
開院から24年。あんなに小さかった子供が、お母さんお父さんになって子供まで連れて来られるのを見ると、時の流れの早さを感じます。耳鼻科も眼科も子供が多いことには変わりはありませんが、年々、ご高齢の方を診る機会が多くなっていることも感じますね。
お子さんの場合、中耳炎や鼻づまり、あるいは風邪が主で、ご高齢の方はそれらに加え、難聴やめまいといった訴えが多くなります。
めまいは、どの科に掛かって良いのかわからない方も多いようです。この症状は、耳の三半規管に端を発するものがほとんどで、頭から症状をきたすケースは、1、2割に過ぎないと言われています。それを考えますと、めまいを感じたら、まずは耳鼻科にいらしていただくのがよろしいかと思います。当クリニックはめまいを専門としているわけではありませんが、適切な対応をとらせていただきます。

“気軽だけど頼りになる”クリニックを目指し。

矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長

【矢部 由美 院長】
怖がらせないように、痛くないようにということを考えますが、それを優先するというわけにもいきません。お鼻が苦しいのであれば、その苦しみをとって差し上げることを優先して考えるべきだと思うのです。ケースによりますが、長期間、通院していただくのも心苦しい面がありますから、なるべく早く治して差し上げることを第一に考えています。
街のお医者さんとして、幅広く診ながら、深刻な病気を見逃さないように心掛けています。その上で、どんなことでもお話しいただけるような、“気軽だけど頼りになる”クリニックを目指しています。

耳鼻科医と眼科医、一緒に地域の医療に貢献してきたい。

【矢部 比呂夫 副院長】
長年に渡り、東邦大学大橋病院において、眼形成・涙道専門外来を担当してきました。当クリニックにおきましても、眼瞼下垂手術、あるいは、顔面の皮膚を切らない内視鏡を使った涙道再建術を日帰りでおこなっています。
眼瞼下垂手術とは、種々の原因で下がってきたまぶたに対し、形成手術をおこなうもの。そして涙道再建術とは流涙症や涙のう炎をきたす症例に対して涙道の通りを良くする手術になります。
私は米国眼形成外科学会(ASOPRS)の日本における唯一のメンバーであり、彼の国で得たアメリカンスタンダードな眼形成外科医療を当クリニックでも提供していきたいと思っています。

【矢部 由美 院長】
涙道は鼻にも関係があり、手術後のケアについては私が診させていただくこともあります。これは、耳鼻科医と眼科医、2人が一緒だからできることかもしれませんね。
実は私たちの娘も耳鼻科医でして、今は病院に勤務していますが、鼻の手術等をこちらでおこなうこともあります。これからは、夫婦、そして親子で協力して、地域の医療に貢献してきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ。

【矢部 由美 院長】
眼科の緑内障と耳鼻科の老人性難聴は、共に完治が難しいということで共通点があります。ただし、難聴にしても、早めに補聴器で脳に刺激を与えることで、聴力を維持できるという面があります。眼科も耳鼻科も早めに病気を発見し、適切な治療をおこなうことで深刻な事態になることを防ぐことは可能です。症状がなくとも、検診のつもりで1度ご来院ください。『水車橋クリニック』では、地域に寄り添い、丁寧で的確な診療を提供してまいります。

※上記記事は2016年6月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長 MEMO

  • 出身地:[院長]群馬県 [副院長]北海道
  • 趣味:[院長]ゴルフ、加圧トレーニング [副院長]ゴルフ、マラソン、スキューバダイビング、ラグビー
  • 好きな本:[院長]旅行書、ゴルフ雑誌 [副院長]石原慎太郎作品
  • 好きな映画:[院長]ハッピーエンド、あるいは楽しく、美しい作品。[副院長]ブルーベルベット、ラブ・アクチュアリー
  • 座右の銘:[院長]正直に、あるがまま [副院長]いつ死んでも後悔のない人生
  • 好きな音楽・アーティスト:[院長]クラシック/ビートルズ [副院長]ジャズ
  • 好きな場所・観光地:[院長]ニュージーランド、ウェールズ、スコットランド [副院長]北海道の山小屋

グラフで見る『矢部 由美 院長 & 比呂夫 副院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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