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田崎 修平 院長

SHUHEI TAZAKI

安全で丁寧な苦痛の無い内視鏡検査がモットー。隠れた病気を見つけ出すことに力を

昭和大学医学部卒業。昭和大学大学院医学研究科第2内科学に在籍。昭和大学藤が丘病院消化器内科研究生、川崎幸病院勤務を経てオーストラリアへ。帰国後、国際親善総合病院で消化器内科医長を務め、1995年に『田崎胃腸科内科』を開院(東急大井町線「等々力駅」、東急田園都市線「駒沢大学駅」各々徒歩20分)。

田崎 修平 院長

田崎 修平 院長

田崎胃腸科内科

世田谷区/深沢/駒沢大学駅

  • ●内科
  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科
  • ●呼吸器内科
  • ●循環器内科

内視鏡を中心にさまざまな場所で診てきたことが、今の自分の糧に

田崎 修平 院長

父が産婦人科の開業医をしておりました。当時のことですから、1日のほぼすべてを診療所で過ごすとても忙しい日々を送っていましたが、子供ながらに父のそんな姿に憧れたことを憶えています。私は絵を描くことが好きだったものですから、一時期はその方面の学校に進もうと思ったこともあったのですが、最終的には父と同じ道に進むことを決めたのです。
父の存在に導かれて医師となった私が消化器内科に進んだのは、その父が潰瘍性大腸炎という腸の病気に罹ってしまったことが契機となりました。当時から大腸の病気は今後増えていくと予想されていましたし、大腸の内視鏡の技術をどうしても習得したいと考え、消化器の医局へと進んだのです。
以降、様々な病院で内視鏡検査を軸に診療をおこなってまいりましたが、思い出深いのは、肝移植で有名なオーストラリアの病院での日々です。当時は日本の医師免許であちらでも診療をすることが可能でした。肝移植の為日本から来た当時の患者さんや先生方とは今も賀状のやり取りをさせていただいていますが、文化も人も違う異国の地で診療を出来たことは、私にとって大事な財産になっています。
『田崎胃腸内科』は1995年に開院を迎え、2011年に現在の場所へと移転しました。以前の場所は2階だったものですから、患者さんのことを考えると、どうしても1階に移る必要があると考えていたのです。エレベーターも設置し、バリアフリーとなったことで、あらゆる方に便利にご利用いただけるクリニックになったと思っています。

胃腸はもとより、内科全般を広く手厚く診ていきたい

田崎 修平 院長

胃腸内科を標榜していますので、基本的には胃痛や胸やけといった胃腸症状を訴えてこられる患者さんが多いですね。また私が学位を取得したのが膵炎の治療ということもあり、膵臓の病気を疑ってこられる方も少なくありません。それらに加え、インフルエンザや風邪、高血圧や糖尿病など、一般内科に類するものはすべて診ています。
私は総合内科専門医という資格を持っています。これについては、最初にいた医局が消化器だけの科ではなかったということが大きいですね。当時でいう第二内科というところで、いらした患者さんは神経の病気であっても内分泌であってもすべてを診ていたものですから、その経験が今になって生きているというところでしょう。
消化器以外に関して、自分の実力以上のことは出来ませんので、その交通整理をするということも大きな役割になってきます。それは街の開業医として、怠ってはならない責務だと認識しています。

安全で苦痛なく、丁寧な内視鏡検査を実施

田崎 修平 院長

開業以来、一貫して、安全で苦痛なく丁寧な内視鏡を標榜してまいりました。安全で苦痛のないということでは、鎮静剤の使用もおこなっています。鎮静剤は完全に眠るものではなく、半ば意識の残った状態で検査をおこないます。検査の最中、「痛み」や「苦しい」といった反応が出るのは1つの警告ですので、その反応を見ながらやるほうが安全な検査がおこなえることになります。また腸に関しては、途中、姿勢を変えていただくと患者さんの負担が少なくなりますので、その面でもこの状態が望ましいということになります。安全と苦痛のない内視鏡は、言わばセットなのです。
それから、「丁寧に」ということですが、これは病気を見つけるために欠かすことの出来ない要素です。少し専門的な内容になりますが、好酸球性消化管疾患という病気があります。食道炎では5千人に1人、胃腸炎だと10万人に1人という稀な病気ではありますけれど、当院ではこの3、4年の間に20人からの患者さんの発見に至っています。なぜそれが発見出来るのかと言えば、最初からそうした病気があることを意識して丁寧に診ているからなのです。
開業時、この駒沢、深沢からは胃がんと大腸癌で亡くなる方をゼロにするという目標を立てました。そのスローガンを達成するために、今後も自らのポリシーを守った内視鏡検査をおこなっていきたいと思っています。

第一に患者さんのために。そして自分自身が納得のいく医療を

患者さんを診るにあたっては、お薬に気をつけなければなりません。今は多くのお薬を服用されている方も多いものですから、併用して大丈夫かどうかということに気を配る必要があるのです。たとえば風邪薬1つ出すにも、腎臓の機能等によっては、薬の量を減らしたりといったこともしなければなりませんからね。それは当然のことといえば当然のことですが、時間を掛けて間違いのないように気を付けています。
また、内視鏡検査にも通じることですが、何か隠れた病気がないかどうかということを意識して診察することが大切です。稀なケースであっても、“怖い病気”はあるわけです。取り返しのつかないことにならぬよう、患者さんの症状や訴えの中にヒントがないかどうか、意識して診察に臨むことが大切です。
すべてを診ようとすれば、相応の時間は掛かることになります。しかし、患者さんに不利益がないようにするのが私たちの責任であり、自分自身が納得のいく医療を提供できるよう、やり遂げていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

「慣れ」や「思いこみ」というものは非常に怖いものです。ですから、常に初心に帰り、油断することなく丁寧な診療を続けていきたいと思っています。何か普段と違う、ちょっとおかしいと思われたら、科に関係なくご相談にいらしてください。責任を持って、最後までしっかりと診させていただきます。

※上記記事は2018年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田崎 修平 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:絵画、マラソン、英会話
  • 好きな作家:東野圭吾
  • 好きな映画:『ロッキー』シリーズ、『シン・ゴジラ』
  • 好きな言葉・座右の銘:「至誠」「有言実行」
  • 好きな音楽・アーティスト:80’sディスコソング/ケニー・G
  • 好きな場所:駒沢公園

グラフで見る『田崎 修平 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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