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田辺 和美 院長

KAZUMI TANABE

じっくりお悩みをご相談できるように予約制にして伺います。

大学卒業後の研修ではさまざまな化をめぐり、女医なら女性のお肌の悩みを相談しやすいのではと皮膚科を専門に。三軒茶屋駅から徒歩2分の地に「タナベ皮フ科クリニック」を開院。

田辺 和美 院長

田辺 和美 院長

タナベ皮フ科クリニック

世田谷区/太子堂/三軒茶屋駅

  • ●皮膚科

女性がお肌の悩みを相談しやすいようにと皮膚科を専門に。

田辺 和美 院長

子どものころから、医者になりたいと思っていました。小学校の卒業文集には、「将来の夢は女医になること」と書いていたんですよ。きっかけ、という大きな出来事があったというよりは、親類に医者が多かったことや、将来は手に職をつけて仕事がしたいと思っていたことから、自然と目指すようになっていたように思います。慶応女子高校を受験したときも、何か特別な対策をしたというよりは、毎日やるべきことをこなしていったというほうが合っているでしょうか。それは今も同じで、日々をこなしていくことで道ができ、結果がついてくると思っています。慶応大学医学部に進み、研修ではさまざまな科をめぐりました。その中で、女性がお肌の悩みを相談するなら女医に対してのほうが話しやすいのではないかと感じるようになり、皮膚科を専門にすることにしました。体力的に男女の差がない科であることも、大きな要因となりましたね。

予約制にして、患者さんとしっかり向き合えるように。

田辺 和美 院長

当院は田園都市線三軒茶屋駅から徒歩2分のところにあります。卒業後、大学病院、総合病院での勤務、アメリカ留学を経て1996年12月に開業したので、2016年で20年になります。開院して2~3年すると、1日に120~150人くらいの患者さんにお越しいただいていたので、待合室は満員で外のエレベーターホールで待っていただくこともありました。午前中のみの診察の日でも、診察が終わると夕方なんてこともよくありました。多くの患者さんにお越しいただくのは大変ありがたかったのですが、じっくり患者さんのお話をうかがって、皆さんによりそうような診察がしたいと強く思うようになり、2007年から予約制でお願いしています。おひとりずつにじっくり時間がとれるようになった分、患者さんとしっかり向き合えてきたなと実感しています。皮膚に生じた疾患なら何でも幅広く、さまざまな症状について対応していますが、腫瘍など、検査や手術を要する場合や、入院が必要な場合は提携している病院を紹介しています。

ドクターズコスメの製品開発に、日本国内顧問皮膚科医としてアドバイス。

田辺 和美 院長

10年以上前に、某外資系化粧品会社の日本国内顧問皮膚科医としてアドバイスをおこなっていたのが始まりで、2011年ごろから、あるドクターズコスメの製品開発の段階から関わっています。ドクターズコスメは医師が開発に関わっているものを指し、お肌に優しい化粧品を生み出すことで、敏感肌の方にも安心して長くつかっていただけるような製品を提供できたらと思っています。肌にある成分を加える、というよりは、肌自身のきれいになろうとする力を引き出すことができるようなイメージでしょうか。雑誌などで取り上げていただくこともありますが、クリニックで商品をお勧めしたり、積極的に紹介したりということはありません。尋ねられたらお答えするというところですね。

薬だけでなく一緒に治療に取り組み、ライフスタイルを改善。

薬を処方したからと言ってすべての症状が改善されるわけではありません。なぜなら、疾患というものは、患者さん自身が治していくものでもあるからです。もちろん、お薬の効果はあります。ただ、ライフスタイルを改善するなど、基本的な部分を改善しなければまた同じような症状が出るかもしれませんし、根本的な解決につながりませんよね。この部分を、自己流ではなく、よいサイクルの中で進めていけるようにするのが私の役目だと思っています。医師として、医療的な処置を施すだけではなく、一緒に治療に取り組んでいけるような場をつくっていきたいですね。患者さんに「先生に話を聞いてもらって本当によかった」と言っていただいくことが多いので、そのことが私自身の大きな励みになっています。

これから受診される患者さんへ。

皮膚の疾患は見た目に分かるのでとても気になるものだと思います。ニキビ、敏感肌などもそうですが、年齢に応じてシミや赤み、薄毛など特に女性の方はさまざまなお悩みをお持ちでしょう。健康的な肌は、水分、油分などのバランスが取れていることが必要ですし、そのためには食生活や睡眠、ストレス解消といったことも見直さなければなりません。気になることがあったら、それを一人で抱え込むのではなくお気軽にご相談ください。患者さんの年齢も0歳から100歳を超えていらっしゃる方まで幅広いんですよ。男性の患者さんも多くいらっしゃいます。皮膚科の〝かかりつけ医″として、みなさんのライフスタイルに合ったアドバイスをしていけたらと思っています。

※上記記事は2016.2に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

田辺 和美 院長 MEMO

皮膚科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行
  • 好きな本:『LE PETIT PRINCE』(『星の王子さま』のフランス語版)
  • 好きな映画:『男と女』
  • 好きな言葉・座右の銘:ケセラセラ
  • 好きな音楽:自然の音(風の音や小鳥のさえずりなど)が好きです
  • 好きな場所:自宅のリビング

グラフで見る『田辺 和美 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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