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柴田 哲生 院長

TETSUO SHIBATA

女性特有の病気を全般的に診る地域医療の窓口でありたい

大学卒業後、産婦人科を専門として研鑽を積んだ後、「駒沢大学駅」より徒歩5分の場所に、女性特有の病気を全般的に幅広く対応する『こまざわレディースクリニック』を開院

柴田 哲生 院長

柴田 哲生 院長

こまざわレディースクリニック

世田谷区/駒沢/駒沢大学駅

  • ●産婦人科
  • ●産科
  • ●婦人科

「人のためになる仕事」をと医学部へ、妊娠、出産という喜びに関われる産婦人科へ。

柴田 哲生 院長

高校時代、将来の進路を考えるようになったとき、「人のためになる仕事」をしたいと思いました。当時、理系クラスに在籍し、半数以上の生徒が医学部へ進学するようなクラスでしたので、クラスメイト同士で影響し合った部分はあるかもしれません。病気で困っている人のためになりたいと、医師という具体像が浮かびました。医学部へ進学後は手術に関心を持ち、メスを握って人の命を助けたいと外科系の道へ、中でも産婦人科を専門に選んだのは、この科の教授や先輩方がとても丁寧に指導してくださり、みなさん魅力的だったんですね。こうした人たちのもとで学びたいと思いました。産婦人科の特徴は、病気の人のみを診るわけではないことなんです。妊娠、出産という喜びにも関われるということもこの科を選んだ理由ですね。

プライバシーへの配慮、不安を和らげる雰囲気づくり。

柴田 哲生 院長

2009年4月に開院しました。場所は、東急田園都市線「駒沢大学駅」から歩いて5分ほどのところです。婦人科ということで、プライバシーへの配慮にはとても気を使っています。また、患者さんの不安を和らげる雰囲気づくりにもこだわりました。リラックスして点滴を受けていただくために、ヒーリングルームを使っていただくこともあります。この駒沢という町にクリニックを開いたので、地域に住む女性たちの産婦人科系の病気の相談を受け、診察する最初の窓口であることを目指しています。そのため、幅広い疾患や検診にしっかり対応できるようにしていますので、不安な点がありましたら一度お気軽にご相談ください。

女性特有の病気を全般的に診る地域医療の窓口でありたい。

柴田 哲生 院長

妊婦健診や子宮がん検診、子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害、不妊症の治療、さらに月経痛やピル外来、尿失禁、STD(性感染症)の治療のほか、漢方治療やプラセンタ治療、にんにく注射、ビタミン注射など、幅広く診察しています。これにはやはり、女性特有の病気を全般的に診る地域医療の窓口でありたいとの思いがあります。診察の際には、冷静に問題点を一つ一つ見つけて、しっかりと解決していこうと心がけています。それには、医師と患者さんが一緒になって問題点を見つめて、治療していくことが大切です。時々、医師が診て判断する患者さんの問題個所と、患者さん自身が不安に感じている部分にずれが生じていることがあります。患者さんは今、何が一番問題なのかを知る必要があるし、私たち医師は患者さんの不安はどこにあるのかを理解しなければいけないんですね。そのずれを埋めるため、じっくり話し合い、一緒になって考えていくことが重要だと思います。その手段の一つとして、一日の診療後、明日の予約患者さんのカルテをみて、「予習」をして翌日診察に臨むようにしています。

子宮鏡を用いた内視鏡診断治療により日帰り手術も可能に。

子宮鏡を用いた内視鏡診断治療を行っています。子宮内膜ポリープや子宮筋腫、子宮体がんを診断しており、これにより、病変が見つかり、内視鏡で対処できる場合は処置しています。内視鏡は太さ3ミリの極細径なので、痛みはほとんどなく、不快感も最小限ですので、日帰りによる手術ができます。私は、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医です。また、大学病院に勤務していたころから内視鏡手術は数多く経験してきましたので、ご安心ください。また、初期の子宮頸がんに対する円錐切除術や流産手術も日帰りが可能です。なお、腹腔鏡下手術は当院では対応できないため、関連病院を紹介しています。あと、手術ではありませんが、子宮がんの二次検診も行っております。一次検診で要精密検査と診断された方を診断するため、より高度な知見と経験が必要です。近年、子宮がんによる女性の死亡率は減少傾向にあります。これは、子宮がん検診によるがんの早期発見、治療が貢献していると思われます。それだけに検診には、今後も力を入れていきたいですね。

これから受診される患者さんへ

最近、危惧している点の一つが、子宮頸がん検診を受ける日本の女性が欧米に比べて非常に少ないことです。特に若い女性の検診率の低さが気になります。結婚して初めて産婦人科に来たという患者さんは意外と多く、妊婦の検診で子宮頸がんが見つかるケースも少なくありません。子宮頸がんは早期に発見すればほぼ100%治る病気です。しっかり検診に来ていただければ早期のうちに見つけられるんです。例えば毎年、自分の誕生日の月に近隣の婦人科へ検診に出かけるなどして習慣化してほしいですね。子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウィルス)の中には、リスクの高いHPVがあり、当院ではそのリスクの判別に対応しています。できれば20歳を過ぎたら毎年検診を受けるようにしてほしいですね。また、子宮頸がんに限らず、何か心配事があったら一人で抱えず、気軽に相談してほしいですね。

※上記記事は2016.05に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

柴田 哲生 院長 MEMO

産婦人科専門医

  • 出身地:愛知県
  • 趣味・特技:テニス、ウォーキング、読書、ビリヤード、パソコン、カメラ
  • 好きな本・愛読書:平静の心
  • 好きな映画:娯楽映画
  • 好きな言葉・座右の銘:平静の心(何事にも冷静に対応することを心がける)
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック、ジャズ、ロック、和楽器バンドにハマっています。

グラフで見る『柴田 哲生 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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